整形美人

同級生が芸能人だった。今日、学友に教えてもらって初めて知った。テレビで何度も見て知っている人だった。言われるまで全く気付かないくらいに変わっていて、言われてみれば何となく面影があった。


整形美人が話題になった世代だったからテレビでそんな特集が流れるたびに「親に貰った顔に傷付けるなんて」と母が言っていたのを覚えている。

「綺麗なら別に良いじゃない」と母を小煩く思っていたけれど、テレビで見た顔とあの頃を思い出して、少し寂しく思った。私の知らない人のように思って、あぁこういうことか、と初めて分かった。


人が変わるのは良いことだと思う。すごく稚拙なことを言うけれど、特に仲が良かったわけでもないけれど、彼女へのエールでもある。
どんどん綺麗になれ、どんどん目立って、望むところにいってくれ。

ネットではうるさい人達の恰好の餌になっているらしい。そんなことまで併せて知った。
特別美人だったとか、目立ってたわけじゃないけれど、細くて可愛らしい子だった。
自分で自分を変えて、幸せじゃない。どんなに嫌味なことをされても、負けないで輝いて欲しい。


私は彼女の本名も芸名もどちらも彼女自身だと分かるから、たぶんきっとこの先もくだらないやり方で触れないと思う。彼女が彼女であることを固有名詞を出して言及するのは、彼女が彼女であることを阻害するから、しない。
なんとなくこんな気持ちを、覚えておきたいから10分くらいでこの文を書いた。
自分にもし子供とかそう思える可愛い子分ができたら、考える日がくるかもしれないと思って。
自分で生まれ持ったものは、親のものじゃなくて、自分のものだよ。
自分で好きにして良い。
全部自分で決めれば良い。
でも全部自分で責任を持たなくちゃいけない。
それだけ分かっていれば、全部好きにして良いと思う。
好きに生きるのが人生だと思う。

 

頑張れ

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